EX! / 織田兄弟

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――主人公の高校生『大和一哉』は,本気を出さずして100メートルを9秒台で駆け抜ける程の身体能力を持っていた。
同級生の中で明らかに浮いてしまうそんな自分の実力をひたすらに隠し続けていたが,
そんなフラストレーションがある日彼の中で爆発する。
「オレだって全力で走りたい!」
そんな息子の台詞に,母であり元悪の組織の幹部であるミスラはある学園への転校を勧めた。
その学園は一哉が全力を出すのにうってつけなところであり,
しかも生徒の9割が女子生徒という夢の様な学び舎で,年頃真っ盛りな一哉は喜んで転校する。
しかしそこは多くの改造人間の遺伝子を受け継ぐ『悪の組織』の養成学校だった!
蜘蛛の能力を持つ多奈内由良(たなうちゆら)を始めとし,奇々怪々な能力を目の当たりにしていく一哉。
そんな学園に,波乱なんて起きない訳が無かった――


分かり易いようにイタリック使ってみましたが見辛そうで何よりです。
らいおんさんの衝動買いシリーズ第二段は"EX!"です。タイトルは『エクス』と読みます。
昼休み本屋に立ち寄って色々物色していて割と軽率に選んだのがこれでした。

しかし率直な感想を言うと『当たり』です。
なんとも分かり易い主人公の心理。
男なら幼い日に誰しもが憧れた『正義対悪』の構図。
徐々に縮まっていく主人公とヒロインの距離。
そして二転三転するストーリー展開。
どんどんどんどん中身に吸い込まれていきました。

最近読んでいたのが『日常的な非日常』な作品が多く,久々に出会いました『非日常的な日常』。
流石は改造人間の巣窟,出演陣の能力がどれもキャラクターの印象付けに一役買っていて,
ただ取って付けたようなもので無い辺りに好感が持てましたね。
キャラクターの人数も僕としては凄く良い配分だったと思います。
世界観の構成が横文字が多いのにすらーっと受け入れられたのも良かったです。
次回作も出ているようですしこれは読むしかない!

僕の中で引っかかった点は殆どありませんでした。
読みやすくて普通にお勧めしたい一冊ですね。

個人的にヒロインの能力が可愛すぎて惚れそうです。どうしても桃色な想像が……。
嗚呼なんて駄目な子なのこのらいおんは!


本日一度目の記事はこちらから。

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by lion-cage | 2007-05-17 19:41 | Review-ブック


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