Fate/Zero Vol.2 -王たちの狂宴- / 虚淵玄(ニトロプラス)

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バイト中にmixiを見ていて、そういや本日発売だったっけと思い出し、
色々調査したところ予約していなくても購入出来るほどらしいので、
バイトが御茶ノ水という地の利を存分に生かして秋葉原のメッセサンオーでGET。
家へ帰ってからタスクが残っているのにも関わらず今の今までずーっと読んでました。
 
ハテナの方でFate/Zeroの第一巻について(超適当に)レビューしておいたのでアドレスをペタリ。
http://d.hatena.ne.jp/Lion-mps/20070116#p3

一巻の頃から思っていた通り、テンポの良さ、戦術に長けた描写、
そして多いながら各自が生きているキャラクターが非常に素敵です。
キャスターの禍々しい狂気、
ランサーの儚いまでの仁義、
そしてセイバー、アーチャー、ライダーが内に秘める(一部外に開放し過ぎな人もいるけど)それぞれの王気(どうやら『オーラ』と読むらしい)、
全てが鋭い匕首のように脳に叩き込まれていく感じがしました。
一巻を読み直そうと思ったんですが友人に貸し出し中でして比較する事が出来なかったんですが、
僕が読んだ時にあった違和感が抜けていました。
前回の感想で僕が保留にしていた、『同人の匂い』ですが、
ここまで世界感を消化して独自のスパイスで昇華させていれば、
もう原作を抜きにして楽しめていました。
作者の、
「俺がFateを書くとこうなるんだ!」
という一本気がズン! っと伝わってきましたね。
そんな意味でも僕の中では高評価でした。

あとは僕が武器の描写にどれだけついていけるか、
余白の取り方をどれだけ妥協できるか、になりそうなので割愛w

ライダーが本当に良いキャラクターしています。
というかもう言っていいと思うけど征服王イスカンダルなんですが、終盤で自らの願望を吐き出すシーンがあるんですよ。
その場のシチュエーションを頭の中で描くと、いや本当に大きな男なんだなーって思うんです。
己の欲一つで臣下を動かし、侵略し、蹂躙し、征服した王。
ただただ貪欲な王のその気風に、人々は憧れていったんだなーって。

当然のようにこれはあくまで「Fate/Zero」という世界観の中での話であり現実のものではありません。
でもやはり僕も一人の男として生を受けた訳で、こういう生き様には少なくとも羨望を持ちます。
いやー僕には王気(オーラ)が足りません!
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by lion-cage | 2007-03-31 23:55 | Review-ブック


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